掲載:人吉新聞 1995年(平成7年)11月25日
南院長に第一位賞
ヨーロッパ白内障屈折手術学会ビデオ部門友人らが祝賀会
人吉市宝来町、南眼科医院の南宣慶院長を囲む会が、十八日午後六時から知人・友人など約百三十人が出席しサンパレス平安閣で開かれた。
先月、オランダのアムステルダム市で開催された第十三回ヨーロッパ白内障屈折手術学会のビデオ部門で、第一位賞の名誉あるトロフィーを受賞したことを記念して開かれた。
アメリカ白内障屈折矯正手術学会と同等の、世界で最も権威ある学会の賞で、世界中の意欲ある眼科医が毎年、学術、臨床、教育、新技術、新器材などのテーマ、演題で百題以上エントリーしており、厳しい審査で受賞者が決まる。南院長のビデオ演題はヨーロッパの国際舞台で非常に高い評価を得た。
囲む会ではまず、発起人を代表して愛甲産婦人科の愛甲康院長が「今日の回では、世界一の南先生を皆さんで祝って下さい」と挨拶。来賓を代表して上原整形外科の上原陽一院長、友人代表として競輪選手の井上茂徳さんがそれぞれ祝辞。南院長が「まさか今回、賞をもらえるとは思いませんでした。これもスタッフ一同の協力があったからと感謝します。今後は地域医療のために貢献していきたい」とお礼を述べ、引き続き、今回の受賞のシーンと受賞ビデオが披露されたあと、赤玉パチンコの木村栄作社長の乾杯の音頭で祝宴に入った。
