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掲載:人吉新聞 1997年(平成9年)10月20日

南院長に中国の医師免許

開業眼科医では異例の授与

人吉市下城本町、みなみ眼科の南宣慶院長(42)に中国政府発行の外国人医療行為許可証(医師免許)が付与された。

今月7日に、中国東北部にあたる遼寧省の省都である瀋陽市(しんよう・人口700万人)で、中国国内第一号の開業病院である「何氏眼科」の開院一周年記念として行われたシンポジウム及び記念式典で、アメリカ白内障手術の第一人者である、カリフォルニア大学のマスカット教授らとともに授与された。

本来、中国政府から発行される外国医師免許のほとんどが、大学の教授など世界的に活躍した医師を対象にしており、南医師への交付に関しては厳重な審査が行われたという。

その際、何偉先生の熱烈な推薦もあり、日本人開業医師としては異例とも言える認可ということで、中国政府の南医師に対する評価、期待の大きさが伺える。

シンポジウムで行われた手術実演は、何医師、マスカット教授、南医師の順で行われ、会場には中国政府要人、中国眼科医、中国並びに日本からのテレビ報道陣が詰めかけた。

南医師は「今回このような機会を与えられ、信頼を寄せて頂いたことは、身に余る光栄です。現在、中国国内には3000万人の白内障患者がいると聞いています。できることなら今後、私の時間の許す限り、中国の眼科医療に少しでもお役に立ちたい」と話している。

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