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掲載:人吉新聞 1998年(平成10年)9月30日

中国で白内障手術の実演

みなみ眼科の南院長 政府に招かれ、講演も

人吉市下城本町、みなみ眼科の南宣慶院長(43)はこのほど、中国政府の招きで上海市南部の国立病院の眼科併設記念式典で、白内障手術の実演及び講演を行った。

同眼科は、何偉氏(38)が中国最初の国費留学派遣医として日本で最新の医療技術を学び、帰国後、中国東北部にあたる遼寧省の省都である瀋陽市に、中国で初めて開業認可を得た何氏眼科病院の分院として、浙江省(チョーチアン)楽清市第三人民医院(国立病院)内に併設されたもの。

その記念として行われたセレモニー会場には中国眼科医に加え、報道陣ら多数が詰め掛けた。

セレモニーの一環として、初日に南医師が白内障の手術を実演。翌日には同氏の講演が催され、会場を埋めつくした参加者らは熱心に聞き入っていた。

南医師は「何先生は、中国での最新医療の普及活動に大変熱心な方です。国内外を問わず多くの方の協力を得ながら、無医地区に対する医療奉仕活動にも力を注いでおられます。彼のその熱意は日本でもテレビなどで何度か報道されており、既にご存知の方もおられるかと思います。私も彼の医療活動に敬意を抱く者の一人で、今回もその活動の一端を担わせていただきました」と話し、また今回の感想として、「中国の人々はエネルギッシュです。病気を治してもらいたい一心で、家族総ぐるみで遠方より何日もかけて手術を受けに来られる方がたくさんおられます。中国を訪れる度、患者さん達の白内障手術に対する期待の大きさに圧倒され、他国で治療を施す責任を強く感じさせられます。今後も機会が与えられれば謹んでお受けしたい」と語った。

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