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掲載:人吉新聞 1999年(平成11年)9月13日

南院長が中国で学術講演

今月26・27日眼科大学開設式典に招かれ

人吉市下城本町、みなみ眼科院長の南宣慶氏(44)は、中国国内に開設された眼科専門大学(瀋陽医学何氏眼科視光学院)の開設記念式典並びに、同大学が主催する国際白内障屈折手術学会へ招待されることになった。

これは、中国遼寧省瀋陽市の何氏眼科病院院長の何偉(かい)氏(39)が、このほど同大学を開設することを南院長に伝えるため人吉を訪れ、要請したもの。

同大学は、中国国内の眼科医師の育成のための生涯教育センターとして、中国東北部に当たる遼寧省の省都である、瀋陽市に同国内では初めて創設されるものという。

開設記念式典並びに学術講演は、今月26,27の二日間にわたって開催されるもので、中国国内はもとより近隣諸国をはじめ世界の著名な医師が招かれる中、南院長は唯一の日本人医師として学術講演を依頼されている。

今回の招待は、南院長がアメリカやヨーロッパ、韓国の白内障屈折手術学会などで行ってきた講演などによる功績、それとこれまで中国を訪れ眼科医療活動に尽力、貢献してきたことに加え、南院長を信頼し尊敬してきた同大学の学長となる何院長の強い推薦があったため。

南院長は「何先生の人吉訪問は二度目になりますが、非常に研究熱心な方で、今回もとてもお忙しい中、私の手術を見学していかれました。私は、今度で中国訪問は五回目になりますが、訪れるたびに絶大な歓迎を受けて参りました。私には、身に余る光栄であり、また今後の自分自身の医療活動に責任を重く感じているところです」と話している。

また、何院長も「中国の人は、井戸を掘ってくれた人を一生忘れない。南先生は、さらに井戸の掘り方をも私たちに教えてくれようとしている。私を含め中国眼科医会は、言葉に言い表せないほど南先生に感謝しています」と語っている。

今後、二人の交流がさらに深まることにより、中国と人吉との交流発展の契機となることが期待される。

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