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掲載:人吉新聞 2005年(平成17年)9月29日

南院長が2度目の最優秀賞に

国際ヨーロッパ白内障屈折手術学会 医療技術の高さ評価

人吉市下城本町の医療法人みなみ眼科の南宣慶院長は、今月11日にポルトガルのリスボンで開かれた国際ヨーロッパ白内障屈折手術学会の学術映像審査会五部門中の特別部門で、1995年の同部門最優秀賞受賞に続き、2度目の最優秀賞という栄誉に輝いた。

同学会は、アメリカ白内障屈折手術学会と同等の世界で最も権威のあるものとされ、世界中から約13000を超える意欲ある眼科医が学術、臨床、教育、新技術、新器材などのテーマ、演題でエントリー。

特に、EU(ヨーロッパ連合)発足後は、ヨーロッパ各国間の交流自由化のために経済はもちろんのこと、医療技術の交流が盛んになり、国境を越えた情報交換によって同学会に対する評価はきわめて高くなっているという。

これまでの受賞者のほとんどが国を代表する医師や研究者で、同院長のように個人開業医として受賞するのは至難の技といわれることから、同院長の眼科医としての医療技術の高さがうかがえる。

今回の受賞に対して同院長は、「十年ぶりに再び国際的な評価をいただき、驚きとともに身に余る喜びでいっぱいです。今後も人吉・球磨の一眼科医として、臨床、研究にさらに研さんを重ねていきたい」と話している。

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